意外と知らないウォシュレットの処分方法
温水洗浄便座、通称ウォシュレットが壊れたり、新しいものに買い替えたりする際、その処分方法に迷う方は少なくありません。家電製品ではありますが、テレビや冷蔵庫のように家電リサイクル法の対象品目ではないため、処分のルールが少し分かりにくいのが実情です。実は、ウォシュレットの捨て方はお住まいの自治体によって扱いが異なるため、事前の確認がとても重要になります。勝手な判断でゴミに出してしまうと、回収してもらえない可能性もあるため注意が必要です。ごく稀に、検針の誤りがあったという可能性もゼロではありませんが、これは非常に稀なケースです。最も一般的な処分方法は、自治体の粗大ゴミとして出すことです。多くの自治体では、一辺の長さが一定以上のプラスチック製品を粗大ゴミと定めており、ウォシュレットもこれに該当します。手続きとしては、まず自治体のゴミ受付センターへ電話やインターネットで申し込み、処理手数料分のシールや券を購入します。そして指定された収集日に、そのシールを貼って所定の場所に出すという流れが基本です。手数料は数百円程度が相場ですが、これも自治体によって異なるため、申し込みの際に必ず確認しましょう。もし自分で取り外しや搬出が難しい場合や、他の不用品もまとめて処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのも一つの手です。費用はかかりますが、電話一本で自宅まで回収に来てくれるため手間がかかりません。また、比較的新しく状態が良いものであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性もあります。新しい製品に買い替えるのであれば、購入する店舗で古いものを引き取ってくれるサービスがないか尋ねてみるのも良いでしょう。ご自身の状況に合わせて、最適な処分方法を選んでください。